代々木NARU60周年記念に寄せて
八重樫 学 (東京理科大学)
ナルの美紗子さんから久しぶりの電話があり、60周年に学ちゃんの一文良いかなとの事でした。
勿論のこと是非ともと思ったのですが、いざ何を?あまりに思い出があり収拾がつかないのです。
多分私が20歳の秋頃からアルバイトが始まり33歳で秋田に行くまで皿回しをしたり、マスターのオーディオの手伝いをしたりで、途切れる暇なくナルに通っていたので、多分知らないことは無いはずです。
店のことは皆さんよーく知ってると思うので、勝男さんの人柄を思い出してみます。まず怖い人でありました。すぐ切れるので、感の良い私はこりゃヤバイと思うとすぐ逃げ出したりしたものです。まず手が早いので、犠牲になった人は数知れません。不思議ですが、私と先輩の吉池さんは難を逃れたのです。なぜかと思うと二人ともちょっといい加減で、でも勝男さんを敢えて言うなら限りなく尊敬?愛していたからです!不思議な魅力のある人でした。本質は、人間味豊かでやさしいひとでした。会津の田舎から飯田橋で喫茶店を始め、その後ジャズ喫茶を代々木で始めたのですが、彼の人柄と優しさが一流の人の心をとらえ友人となり、ナルちゃんナルちゃんと助力してくれたと私は思っています。おかげで私も思ってもいない人との交流ができ、今でも続いています。
秋田に遊びに行くよってBMWのバイクで来るのです。帰りは台風の中、斜めになりながら行ってしまいました。
晩年は友人のようにお付き合いいただき、もしかしたら兄貴かもとも。
美紗子さんのこと、代々木ナルのこと、お茶の水のこと、色々ありますが、有りすぎます。
ナルのこと、よろしくお願いします



